庫内作業の自動化・省人化により24 時間365日稼働する倉庫として生産性と作業品質を向上
Exotec SAS（本社フランス、クロワ市 CEO ロマン・ムラン）の100%子会社であるExotec Nihon株式会社（所在地：東京都港区 代表取締役アジアパシフィック地域社長 立脇 竜、以下 Exotec）及び、Exotecのインテグレーションパートナーである株式会社IHI物流産業システム（所在地：東京都江東区、社長：川田 基浩、以下IHI物流産業システム）は、NECフィールディング株式会社（所在地：東京都港区、社長：形山 嘉浩、以下「NECフィールディング」）より3次元ピッキングシステム「Skypod®システム」を受注したことを発表します。同システムは、NECフィールディングが保守部品の拠点として神奈川県相模原市に開設した「相模原テクニカルセンター」に2025年に導入予定です。
NECフィールディングは同社のICTシステムメンテナンス事業に必要な保守部品を一元管理し、全国115か所の倉庫へ配送するためのパーツ拠点として神奈川県川崎市に川崎テクニカルセンターを有しています。同センターは災害発生時に川崎テクニカルセンターが機能停止した場合でも、24時間365日継続して全国拠点に供給可能なBCP※倉庫として2023年9月に開設されたものです。
※ BCP…Business Continuity Plan（事業継続計画）の略。災害時に特定された重要業務が中断しないこと、また事業活動が中断した場合に目標復旧時間内に重要な機能を再開させるための企業の経営戦略。
「Skypodシステム」は、Exotec®が開発した倉庫自動化ソリューションで、ロボットが自動走行し対象品を作業者の元まで搬送する、保管効率と入出庫能力の高さが特徴の3次元ピッキングシステムです。庫内の自動化や省人化を推進し、物流センターにおける出荷能力向上と作業コスト削減、ピッキングミス防止など安定した作業品質を実現する点が評価され、同センターに採用されました。また、本システムは遠隔監視により、ロボットの不具合や災害発生時にもすぐに復旧、稼働を継続できるため、同センターのBCP倉庫としての機能にも寄与します。
【NECフィールディングについて】
ICTシステムのコンサルティングから設計、構築、保守、運用に至るICTシステムのライフサイクル全領域をカバーしたワンストップサービスに加え、医療・介護機器、その他各種機器の設置、修理・保守サービスを提供し、お客様システムをトータルにサポートしています。詳細はホームページをご覧ください。
https://www.fielding.co.jp
1. ICTシステムのコンサルティング、設計、構築、保守、運用サービス
2. 医療・介護機器、その他の各種機器・装置の設置、保守、修理サービス
3. ICTシステム導入時の関連諸工事に関わる設計、構築、施工、監督、請負
4. 障害時のコール受付から部品配送、保守、修理のアウトソーシングサービス
5. オフィス用品の販売、及びカタログとインターネットによる通信販売
【IHI物流産業システムについて】
IHI物流産業システムは2024年問題や人手不足など、物流現場において急速に変化する環境や課題の解決に貢献するため、「Skypod」をはじめとするさまざまな物流機器のラインナップを有しています。また、深層学習を活用したパレタイズ／デパレタイズロボットシステムの最新技術、荷物の最適在庫管理やトラック運行管理システムなどの物流情報サービス、従量課金制による自動倉庫のシェアリングサービスなど、物流設備にとどまらず、新たなサービスモデルを構築し、総合的な物流ソリューションの提供に取り組んでいきます。
【Exotecについて】
Exotecは、世界的な倉庫自動化ロボティクス企業であり、世界最大手のブランドのビジネスを支援しています。革新的なハードウェアと高度なソフトウェアを融合させることで、作業効率や回復力の向上を実現し、倉庫内作業者の労働条件を改善するべく洗練された倉庫ロボティクスを提供しています。Gap Inc.、Carrefour、Decathlon、UNIQLOを含む50以上の業界のリーディングブランドに採用され、世界中の100以上のお客様拠点でオペレーションを改善しています。
詳しくは Exotec.com （https://www.exotec.com/ja/） をご参照ください。
＜本件に関する報道関係者のお問い合わせ＞
Exotec Nihon株式会社
Marketing Director 丹生 孝正
E-mail : marketing.japan@exotec.com